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相次ぐランサムウエア被害、一部のデータ復旧を断念

2022.09.23

河村電器産業は、2022年4月に発生したランサムウェアの被害により暗号化された個人情報の復旧を諦めたことを明らかにしました。同社は4月18日にシステム障害が発生し、メールの受信ができなくなったことを発表していました。後にその原因はランサムウェアによる不正アクセスであり、メールや内部システムが被害を受けたとされ、5月中に復旧する予定でしたが断念したとのことです。

以下、日経クロステック からの引用です。

 分電盤やブレーカーなどの電気機器を製造販売する河村電器産業は2022年7月11日、2022年4月に発表したランサムウエア被害によって暗号化された個人情報の復旧を断念したことを明らかにした。

 同社は2022年4月18日、システム障害が発生し、メールの受信ができなくなったと発表していた。その後、原因はランサムエアを使った不正アクセスで、メールや生産・販売に関する社内システムが被害を受け、5月中に復旧するとしていた。

 7月11日の発表では、感染したランサムエアは「CryptXXX」で、リモートアクセス機器のSSL-VPNの脆弱性を悪用されたことが原因だと説明。暗号化されたデータのうち、同社とそのグループ企業である河村電器販売、キッズウェイ、テクノバン、河村物流サービスの計5社の退職者を含む従業員情報(名前や生年月日、性別、住所、電話番号)については復旧できないとした。

引用元:相次ぐランサムウエア被害、河村電器産業はグループ5社で一部のデータ復旧を断念

 
リモートVPN機器の脆弱性をつかれた攻撃によって、ランサムウェアに感染させれらたとのことです。
テレワークが浸透するにあたりリモートVPNで外部からアクセスできるようにしている企業も多いと思います。
ファームウェアアップデートなど自社のリモートVPN機器の点検をお勧めいたします。

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